NST新潟総合テレビ様より、手作りマスクを500枚、村上市の保育園や幼稚園で働く大人の皆さんに寄付することを取材していただきました。yahooニュースにも取り上げて頂きました。(記事はニュースより抜粋)

手作りマスク

 主の富樫裕子さんはお客さんの要望に合わせたオーダーメイドのがま口を作っています。
 今月11日 富樫さんの工房を訪ねると、机の上にはガーゼなどが置かれ、がま口工房の彩りがなくなっていました。
 新型コロナウイルスの影響でイベントや主催している教室も中止になり、収入を確保するため、全国で不足が続いているマスクを3月から作り始めました。

 「がま口作りの知識を応用してマスクを作る」
 仕事の繋がりなどで確保したガーゼで作るマスクには、富樫さんの工夫も施されています。6枚重ねるガーゼに挟むのは特殊な布。
 「マスクの中に医療用の不織布を入れている。ウイルスを完全には防げなくても、入っていないよりはいいと思う」

 手作りのマスクは手間が意外に多く、大量生産はできません。
 お客さんに自分が買う分のマスクの梱包作業を手伝ってもらうこともあります。

 「マスクを買ってもらって、その収益でマスク500枚を寄付する」
 富樫さんは1枚のマスクを販売した利益でもう1枚のマスクを作り、村上市の保育園や幼稚園で働く大人に寄付する考えです。

 富樫さんの思いに賛同した女性たちがマスク作りを手伝うため、次々に名乗りを上げました。
 マスクを縫うのは全て富樫さんですが、ガーゼの裁断や折り込みなど下準備を手伝ってもらうことで、500枚のマスクは5月中には寄付ができる見込みです。
 マスク作りは密集を避けるため、協力してくれる人に作業を分担して衛生面に注意しながら、それぞれの自宅で行ってもらいます。
 協力者:「実際に集まれなくても、心で助け合ったり繋がって、みんなで支えあえる動きが広まればいい」

 「きれい事ばかりではない。がま口での収入がないので」
 富樫さんのマスク作り…。始まりは“がま口”の仕事が減った自分のためでした…
 しかし、マスクを作り販売する中で違う思いが芽生えました。
 「みんなが困っている。ウイルスを怖がっているだけではなく、新型コロナウイルスに対しての挑戦だと思って(マスクを作っている)」
“今できる事で誰かのために”
 不足が続くマスクに、未来を願う思いが込められます

NST新潟総合テレビ